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2016/05/29

岡山の温かいウエディング 両親へのメッセージ

結婚式の内容を決めていく『プランニング』という

打合せの中での出来事。

前々からお打合せで、ご家族とっても仲良しなことが伝わってきて

ご両親様の事を本当に大切にされていらっしゃる新郎新婦様が

いらっしゃいました。

初めてお会いした時にお話したのが、ご両親へどう感謝の気持ちを

伝えるか。

『手紙を書いて、直接伝えてもいいかな・・・』

そんな事を新郎様がお話してくださいました。

結婚式の日が近づくにつれ、招待状の返信ハガキもほとんど手元にかえってきて

ゲストの方の席次や、どなたにスピーチをしていただくか・・・

たくさんの事が決まっていった頃。

『やっぱり、はずかしいかも・・・無理かもしれん・・・』

今まで招待された結婚式の中では、新郎様がご両親に気持ちを伝えるのは

見たことがないので、そんなお気持ちが出てきたようです。

結婚式の数ヶ月前から、様々な気持ちの変化がある方は

多いのではないかと思います。

みなさんの前でお手紙を読まなくても、花束とご一緒にお渡ししても

いいかもとお話させていただくと、

『書くのは書きたい!』と、迷わず答えてくださいました。

結婚式当日。

新郎様のお手紙と新婦様のお手紙を2通お預かりしました。

そして、エンディングでのシーン。

新婦様がお手紙を読まれる前に、ご両親様からのサプライズがありました。

息子さん娘さんが生まれた瞬間、どんな気持ちだったのか。

どれだけ愛情いっぱいに育てて、今まで守ってきたのか。

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今まで聞いたこともなかったこと。

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この想いを知った時。

もう一度

『お預かりしているお手紙、お渡しだけでいいですか?』

とその場でたずねました。

『最後まで読めれんかもしれんよ・・・』

それでもいいですよと、お預かりしているお手紙を

お渡ししました。

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今度は、ご自身が家族をどう思っているか

これからは自分がご両親を支え、守っていくということを

しっかりとお伝えくださいました。

途中、涙があふれてつまってしまうことがあったけど

十分に家族への気持ちが伝わりました。

その後の新婦様のお手紙も

温かい家族のなかで育ってきたんだなということがわかるお手紙。

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ご両親様と、新郎新婦様のお気持ちが通い合った時。

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何とも言えない温かい雰囲気の中で、

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最幸の笑顔で、プレゼントをお渡しすることができました。

その後、退場した新郎様が真っ先に口にした一言・・・

『手紙、読んでよかったー!!』

と。

この日だからこそできる事。

その時の気持ちを大切にできるウエディングを

お手伝いしていきたいと改めて感じた瞬間でした。